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奥歯が4本ない場合の部分入れ歯について〜ドイツで開発されたコーヌス・クローネのご紹介〜
奥歯を4本失っている方の治療方法について、YouTubeチャンネルでご紹介させていただきました。
よろしければご視聴ください。
奥歯が2本、もしくは3本ですと、一番小さなタイプの入れ歯、リーゲルテレスコープで治療をさせていただくことができますが、4本以上の奥歯を失っている場合ですと、手前の2本を利用するだけでは支えることができません。
中途半端な本数の歯に無理な負担をかけてしまうと、残っている歯への負担は大きくなり、逆効果となる可能性があります。
残っている歯の状態によっては、全体を使うことも考える必要があります。
【奥歯が4本ない場合の治療方法】〜まとめ〜
・4本歯を続けて失うと、片方で噛めなくなってしまうため、お顔のバランス、全身のバランスにも影響を及ぼす。
・少ない本数の歯に負担をかけてしまうと残っている歯を失い逆効果
・残っている歯の状態によっては全体を使うことも考える
・ドイツ式入れ歯は、金具が見えず見た目に分かりづらい
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今回は、実際の患者さまの模型を見ながら解説をさせていただきました。
また、実際に奥歯が4本ない場合の治療方法について、ドイツで開発されたコーヌスクローネという入れ歯をご紹介させていただいております。
筆者プロフィール
稲葉歯科医院
院長 稲葉 由里子■経歴
- 1997年 日本歯科大学卒業 歯科医師免許習得
- 1997年 日本歯科大学研修医
- 1998年 東邦大学大橋病院 麻酔科で一年間研修医
- 1999年 稲葉歯科医院 開業
- 2010年 医療法人社団 秀峰会 設立
- 2016年 テレスコープ義歯専門技工所 Weber dental labor 開設 現在に至る
- ※ドイツやスイスで各種研修を受講
■所属
- IPSG総務理事
- Weber dental labor 代表
- EPA ヨーロッパ補綴学会 会員
- ISOI国際インプラント学会 会員
- WDAIインプラントアカデミー 会員
- 顎咬合学会 認定医
- スイス商工会議所 正会員
- ドイツ商工会議所 正会員
■患者さまへのメッセージ
奥歯を失うと、片方だけで噛むような癖がついてしまいます。 残っている周りの歯に負担がかかるだけではなく、顔の表情にも左右差が現れるなど、 連鎖して様々な部位に症状が現れます。
第一選択肢として、インプラントが考えられますが、インプラントが怖い方、骨が弱い方、ご病気をお持ちの方もいらっしゃいます。
そのような方へ、取り外しができるブリッジのような感覚でお使いいただけるドイツ式入れ歯、テレスコープ義歯をご紹介させていただいております。
入れ歯の中に鍵がかかるようになっているため、鍵を開かない限りは決して外れることはなく、舌で持ち上がることもないため、入れ歯であることも気づかれません。
たくさんの症例を経験して参りましたので、 これまでの患者さまの経過も含めブログにご紹介させていただきたいと思います。